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夜中に何度も起きる・寝ないときに見直したいこと

0歳1〜2歳
この記事でわかること
  • 夜中に起きる主な理由と、月齢ごとの考え方
  • 今日から見直せる生活リズムと寝る前の習慣
  • 安全な寝室づくり(SIDS・窒息予防)と相談先

ようやく寝かしつけたと思ったら、30分後にまた泣く。夜中に何度も起こされて、朝にはぐったり…。睡眠不足が続くと、日中の家事も子どもへの声かけもしんどくなりますよね。赤ちゃんや小さな子が夜に起きるのは珍しいことではなく、あなたのやり方が悪いわけではありません。この記事では、見直したいポイントと安全に眠るための注意点をまとめました。

夜中に起きるのは、よくあること

赤ちゃんは大人よりも眠りが浅い時間が多く、成長とともに少しずつまとまって眠れるようになります。夜中に起きる理由はひとつではなく、次のようなことが重なっている場合がほとんどです。

  • おなかがすいた、のどが渇いた
  • 暑い・寒い、おむつが濡れている
  • 歯が生えかけてむずむずする、鼻づまり
  • 昼間の刺激や興奮、生活リズムの乱れ
  • 一度起きたときに、寝かしつけと同じ状況(抱っこ・授乳など)がないと再び眠りにくい

「うちの子だけ?」と思わなくて大丈夫です。少しずつ整えていきましょう。

年齢ごとの考え方の目安

時期 よくある様子 考え方
生後0〜3か月ごろ 昼夜の区別がまだなく、数時間おきに起きる 授乳のために起きるのは自然なこと。昼は明るく、夜は暗く静かにして、少しずつ昼夜の区別をつける
生後4か月〜1歳ごろ まとまって眠る日が増える一方、急に夜中に泣くようになることも 生活リズムと寝る前の流れを整える。歯の生え始めや体調も確認
1〜2歳ごろ 昼間の興奮、怖い夢、イヤイヤ期の影響で寝つきにくい日がある 日中の活動量、昼寝の時間、寝る前の過ごし方を見直す

同じ月齢でも眠り方には大きな個人差があります。表はあくまで目安として、わが子のパターンを知る参考にしてください。1〜2週間ほど、寝た時刻・起きた時刻・昼寝・授乳の時刻を簡単に記録してみると、起きやすいタイミングや原因に気づけることがあります。記録は健診や相談のときにも役立ちます。

生活リズムを見直す

見直すこと 具体例
朝の起床時刻 毎日だいたい同じ時刻に起こし、カーテンを開けて朝の光を浴びる
昼寝 夕方遅くの長い昼寝は、夜の寝つきに影響しやすい。月齢に合わせて時間帯を調整
日中の活動 午前中に散歩や外遊びで体を動かす
夕食・お風呂 寝る直前ではなく、少し余裕をもった時間に

就寝時刻だけを早めるより、起きる時刻をそろえるほうが、リズムが整いやすくなります。

寝る前の習慣(入眠の儀式)をつくる

お風呂→パジャマ→歯みがき→絵本1冊→電気を消す、のように、毎晩同じ流れをくり返すと、子どもが「もうすぐ寝る時間」とわかりやすくなります。

寝る前1時間のポイント

  • 部屋の照明を少し落とす
  • テレビや動画、スマホの画面は早めに終わらせる
  • 激しい遊びより、絵本や静かな歌でクールダウン

安全に眠れる寝室か確認する

眠りの質だけでなく、安全も大切です。こども家庭庁は、乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症リスクを下げるポイントとして、1歳になるまではあおむけに寝かせる、できるだけ母乳で育てる(無理のない範囲で)、たばこをやめる、温めすぎない、の4つを示しています(赤ちゃんが安全に眠れるように(こども家庭庁))。

あわせて、睡眠中の窒息を防ぐために、次の点も確認しましょう。

  • 硬めで傾斜のない敷き寝具を使う
  • 顔にかかりやすい重い掛け布団は避け、スリーパーなどの衣類や室温で調整する
  • 寝床の周りにぬいぐるみ、タオル、ひも、電気コードなどを置かない
  • 大人用ベッドと壁のすき間に挟まらないようにする。ベビーベッドの柵は必ず上げる

消費者庁も、就寝時の窒息事故への注意を呼びかけています(就寝時の窒息事故に注意しましょう(消費者庁))。

親の睡眠も守る工夫

  • 夜中の対応を、パートナーと日によって交代する
  • 子どもが昼寝しているあいだに、家事より自分の休息を優先する日をつくる
  • 市区町村の一時預かりや、産後ケア事業(対象や内容は自治体ごとに異なります)を調べておく
泣いたらすぐ抱っこしてもいい?
抱っこで安心して眠れるなら、それでかまいません。少し様子を見ると自分で再び眠ることもあるので、月齢や子どもの様子に合わせて、家族が続けやすい方法を選びましょう。
夜間断乳はしたほうがいい?
時期や方法は家庭によってさまざまで、必ずしなければいけないものではありません。迷ったら乳幼児健診や保健センターで相談してみてください。
受診・相談を考えたいとき

  • いびきが大きく、呼吸が止まっているように見える
  • 熱、せき、耳を触って痛がるなど、体調不良のサインがある
  • 夜泣きがあまりに激しく、親が眠れない日が続いて限界

夜間に急に様子がおかしいときは #8000(こども医療電話相談) へ、命に関わると感じたら119番へ。

寝かしつけの方法は家族に合うものでOK

抱っこ、添い乳、トントン、子守歌、ドライブ…寝かしつけの方法はさまざまで、「これが正解」というものはありません。今の方法で家族が続けられているなら、無理に変える必要はありません。ただ、親の負担が大きくなってきたら、少しずつ方法を変えてみるのもひとつです。たとえば、眠りかけたところで布団に下ろす、トントンの時間を少しずつ短くする、などです。変えるときは、体調がよく、親に時間の余裕がある時期を選ぶとうまくいきやすくなります。

環境が変わったときは一時的に崩れやすい

引っ越し、入園、旅行、下の子の誕生、予防接種のあとなど、生活や体調に変化があると、それまで眠れていた子が急に夜中に起きるようになることがあります。多くは一時的なものなので、いつもの寝る前の流れをできるだけ変えずに続け、日中にしっかりスキンシップをとって安心させてあげましょう。数週間たっても落ち着かない場合は、健診や保健センターで相談してみてください。

眠れなくてイライラしたときは

夜に子どもが泣く理由は、お腹がすいた、おむつが気持ち悪い、暑い・寒い、不安、眠りが浅い時期、など様々です。まずは抱っこして部屋の明かりを落とし、おむつや室温、授乳・水分などをひと通り確認してみましょう。それでも泣き止まないときは、場所を変えて背中をトントンしたり、小さな声で歌ったりして、同じ動作を繰り返すとうまくいくことがあります。

親のほうは、眠れない夜が続くとイライラが募ります。あまりにつらいときは、赤ちゃんを安全なベビーベッドに仰向けで寝かせ、そっと数十秒だけ離れて深呼吸しても大丈夫です。泣き声が聞こえて気持ちが追い込まれるときは、それだけ疲れているサインです。パートナーと「前半は私、後半はあなた」と夜を分けたり、昼間にできるだけ一緒に休んだりして、完璧を目指さずに睡眠を確保しましょう。つらさが続くときは、健診や保健センター、子育て支援センター、親子のための相談LINEなど、頼れる窓口があります。

公式リンク・相談先

まとめ

夜中に起きるのは、成長の途中でよくあることです。朝の起床時刻をそろえる、寝る前の流れを決める、安全な寝室を整える、の3つから始めてみましょう。親の睡眠も同じくらい大切です。完璧を目指さず、家族で分担して、つらいときは健診や相談窓口を頼ってください。眠れない夜が続くなかで毎日向き合っているあなたは、十分にがんばっています。

この記事について
おやこ日和 編集部

こども家庭庁・厚生労働省・各自治体や施設の公式情報を確認しながら、子育て中の家族に役立つ情報をお届けしています。内容の誤りや古い情報に気づいたら、お問い合わせからお知らせください。 編集方針

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