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トイトレはいつから? 始めどきのサイン

1〜2歳3〜5歳
この記事でわかること
  • 年齢より大切な「始めどき」の5つのサイン
  • 準備から布パンツまでの4ステップ
  • うまくいかないときの考え方と相談先

「周りの子はもう始めている」「入園までにおむつを外さなきゃ」と焦る一方で、トイレを嫌がる子にどう関わればいいのか悩んでいませんか。失敗の片付けが続くと、疲れてつい「どうして?」と言いたくなる日もありますよね。そう感じるのは、真剣に向き合っているからこそです。この記事では、始めどきのサインと無理なく進める手順をまとめました。年齢よりも「子どもの準備ができているか」で決めて大丈夫です。

始めどきの5つのサイン

おしっこをためておける体の発達や、ことばで伝える力が整ってくると、トイトレが進みやすくなります。2〜3歳ごろに始める家庭が多いですが、個人差がとても大きいので、次のサインを目安にしてください。

サイン 見るポイント
おしっこの間隔があく おむつが2時間くらい濡れていないことがある
一人で歩ける・座れる トイレや補助便座まで歩いて行き、座っていられる
ことばやしぐさで伝えられる 「おしっこ」「出た」と言う、もじもじするなど
簡単な指示がわかる 「トイレに行こう」「ここに座ってね」が伝わる
トイレに興味がある 大人のトイレについてくる、絵本に反応する
季節を選ぶのもひとつの方法

薄着の季節は、着脱が簡単で洗濯物も乾きやすいため、始めやすいと感じる家庭が多いです。ただ、サインがそろっていれば季節にこだわる必要はありません。

始める前にそろえておくと便利なもの

もの 使い方・選び方のポイント
補助便座またはおまる 大人の便座に乗せる補助便座は場所をとらず、おまるはリビングなど身近な場所に置けます。子どもが怖がらないほうを選びましょう
踏み台 足が床につかないと踏ん張りにくく、怖さも感じやすいので、足を乗せる台があると安定します
トレーニングパンツ・布パンツ 濡れた感覚がわかりやすく、「出た」に気づくきっかけになります
トイレの絵本・シール トイレに興味を持つきっかけや、できたときのごほうびに
防水シーツ・着替え 失敗しても片付けが楽になり、親の気持ちにも余裕が生まれます

すべてそろえる必要はありません。家のトイレの形や子どもの好みに合わせて、必要なものから用意すれば十分です。

無理なく進める4ステップ

ステップ1:トイレに親しむ

トイレの絵本を読む、家族がトイレに行くときに一緒に行く、補助便座やおまるを用意して「ここでおしっこするんだよ」と見せるところから始めます。

ステップ2:座ってみる

起きたとき、食事のあと、お出かけの前など、出やすいタイミングに誘って座ってみます。出なくても「座れたね」でおしまい。長く座らせ続けないことがコツです。

ステップ3:出たらいっしょに喜ぶ

偶然でもトイレで出たら、大げさなくらいに喜びましょう。シールを貼るなど、目に見える楽しみを用意するのも効果的です。

ステップ4:日中のパンツに挑戦

トイレで出る回数が増えてきたら、家にいる時間からトレーニングパンツや布パンツに。夜のおむつは、日中が安定してからで大丈夫です。夜のおしっこは体の発達の影響が大きく、日中より時間がかかるのが普通です。

うまくいかないときの考え方

失敗ばかりでイライラしてしまいます
失敗は練習の一部です。叱るとトイレそのものを嫌がるようになることがあるので、「出ちゃったね、次はトイレでしようね」とさらっと片付けましょう。親が疲れたら、いったんおむつに戻してお休みしても大丈夫です。
一度できていたのに、急に失敗が増えました
下の子の誕生、引っ越し、入園など環境が変わると、後戻りすることはよくあります。気持ちが落ち着くまで、あせらずに待ちましょう。
トイレを怖がります
大人の便座が大きくて怖い、流す音が怖い、という子もいます。補助便座や足台を使う、流すのは子どもが出てからにする、など工夫してみてください。
入園までに外れていないとだめ?
園によって考え方はさまざまで、園でトイトレを手伝ってくれるところも多くあります。入園前の説明会や面談で確認しておくと安心です。

園や家族と足並みをそろえる

  • 保育園に通っている場合は、園でのトイレの誘い方や使っている言葉(「しーしー」など)を聞いて、家でも合わせると子どもが混乱しにくくなります。
  • 祖父母やパートナーにも「叱らない」「出たら喜ぶ」の方針を共有しておきましょう。
こんなときは医師に相談

  • おしっこのときに痛がる、においが強い、血が混じる
  • 便秘が続いて、うんちを痛がる・怖がる
  • 5〜6歳を過ぎても昼間のおもらしが多い

かかりつけの小児科や、乳幼児健診・保健センターで相談できます。

外出先・保育園でのトイトレ

家でトイレに行けるようになっても、外出先では緊張して出なかったり、トイレの形が違って嫌がったりすることがあります。慣れるまでは、お出かけのときだけおむつやトレーニングパンツに戻しても大丈夫です。出かける前にトイレに誘う、着替えとビニール袋を多めに持つ、子ども用便座のある施設を調べておく、などの準備をしておくと安心です。

保育園では、園の生活の流れの中でトイレに誘ってくれることが多く、友だちの姿を見て自然に進む子もいます。連絡帳や送迎のときに「家ではこのくらいできています」「最近こんな失敗が増えました」と情報を交換しておくと、園と家庭で同じペースで進めやすくなります。

男の子・女の子で違う点

男の子は、最初は座っておしっこする練習から始めると、うんちのときと同じ姿勢でわかりやすく、周りも汚れにくくなります。立ってするのは、座ってできるようになってからで十分です。女の子は、うんちのあとは前から後ろに拭くことを、少しずつ教えていきましょう。どちらも、最初は大人が手伝い、できたところをほめながら進めます。手洗いまでをひと続きの流れにしておくと、トイレのあとの習慣も自然に身につきます。踏み台を洗面台の前にも置いておくと便利です。

失敗が続いて、イライラしたときは

トイレを嫌がったり、座っても出なかったりするのには理由があります。まだ体の準備が整っていない、遊びを中断されたくない、環境が変わって緊張している、眠かったり疲れていたりする、などです。その場でできることは、「また今度ね」と一度切り上げること、トイレ以外の楽しい時間に切り替えること、トイレの絵本で遊んでみることなどです。おもらしをしても、淡々と着替えさせて「次は教えてね」で十分です。

片付けが重なってイライラしたときは、子どもが安全な場所にいることを確認して、数十秒だけ深呼吸をしましょう。トイトレは数日で終わらず、数か月かかることも珍しくありません。休む日をつくる、外出の日はおむつに戻す、パートナーと「今日はトイレ担当を交代」などと分担して、「完璧を目指さない」ことを大事にしてみてください。園の先生や保健センター、乳幼児健診の機会に相談すれば、自分の家のペースに合った進め方を一緒に考えてもらえます。

外出の日は割り切って

「今日はおむつで出かける」と決めておくと、失敗を気にする緊張がなくなります。家で落ち着いて取り組む日と使い分けましょう。

公式リンク・相談先

まとめ

トイトレは「何歳までに」より「サインがそろってから」が近道です。トイレに親しむ、座る、出たら喜ぶ、パンツに挑戦、と小さな一歩を重ねていきましょう。後戻りもよくあることなので、比べず、叱らず、子どものペースで大丈夫です。つらくなったら休んでいいですし、気になることは健診や保健センターで気軽に相談してください。

この記事について
おやこ日和 編集部

こども家庭庁・厚生労働省・各自治体や施設の公式情報を確認しながら、子育て中の家族に役立つ情報をお届けしています。内容の誤りや古い情報に気づいたら、お問い合わせからお知らせください。 編集方針

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